管理栄養士
どんな資格?
管理栄養士とは、栄養学や健康管理に関して高度な知識を持った栄養士の上位資格で、栄養士に対する指導業務の他、病院や市町村保険センターでの栄養指導や大規模な給食施設などで栄養管理を行うことができる専門家を認定する資格です。
管理栄養士になるには、2年制の栄養士養成施設を卒業して栄養士の免許を受けた後、指定施設で2年以上栄養の指導に従事するなど一定期間の実務経験を積んだ後、解剖生理学、病理学、生化学、食品学、食品加工学、栄養学、栄養指導論、臨床栄養学、公衆栄養学、健康管理概論等で構成される管理栄養士国家試験に合格する必要があります。
資格種類
国家資格
合格率
約30%
受験資格
1:修業年限が2年である栄養士養成施設を卒業して栄養士の免許を受けた後、次の施設(寄宿舎、学校、病院等の施設で、特定多数人に対して継続的に食事を供給、食品の製造、加工、調理又は販売を生業とする営業の施設等)で2年以上の栄養指導の経験がある者
2:修業年限が3年である栄養士養成施設を卒業して栄養士の免許を受けた後、1に揚げる施設において1年以上栄養の指導に従事した者等
試験内容
1:社会・環境と健康
2:人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
3:食べ物と健康
4:基礎栄養学
5:応用栄養学
6:栄養教育論
7:臨床栄養学
8:公衆栄養学
9:給食経営管理論
試験日
3月
試験地
北海道、宮城、東京、愛知、大阪、岡山、福岡、沖縄
申し込み先・申し込み方法
厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
℡03(5253)1111
受験料
6,800円