将来性

　飲食業界の世界は専門分化が進んでおり、様々なスペシャリストはいても、相互の連携や情報伝達等の機能はまったく無いのが現状です。そんな中、より幅広い知識を習得して、各専門分野の知識の連携を図りフードビジネスをトータルにマネージメントできるフードコーディネーターの有資格者には、業界の期待が高まっています。
　独立する人も多く、スクール講師になったり、料理教室を開く道もありますので将来性は十分に確保できていると言えるでしょう。
　外食産業は、競争の激しい中、店のコンセプトから独自性、などを打ち出していかなければならないからでしょう。フードビジネスの発展に伴い、今後ますます、活躍の場は広がっていくと考えられます。

平均年収や給料

　フードコーディネーター全体の平均年収データは会社員として勤務する場合は平均年収400万円～800万円程度、フリーとして働く場合は200～500万円程度となっているようです。
　また、フードコーディネーターを求人案件に入れているある全国規模の飲食店では、平均年収を450万円～550万円程度で提示しています。仕事未経験のフードコーディネーターでも初任給は低いもののすぐに昇給があるという事なので、それなりに安定した給料収入で働けるようです。

給料以外の特典

　フードコーディネーターは、現在ではTV、雑誌の影響で非常に知名度が高くなっています。その為社会的なステータスアップにも役立っているようです。また栄養士、管理栄養士、調理師、製菓衛生師の有資格者は科目免除の特典もあるので、ついでに取得できるという手軽さも魅力です。